ついに、あの「錦織劇場」が帰ってきましたね
全豪オープンのコートに立つ彼の姿を見て、胸が熱くならないファンなんていないはず。わたしも、画面の前で手に汗握りながら、最後の一打が決まった瞬間は思わず叫んでしまいました。フルセットの死闘を制しての逆転勝利。これぞ私たちが待ち望んでいた「錦織圭」の真骨頂ですよね。
久しぶりのグランドスラム、それもタフな全豪の舞台で、若手の勢いに押されながらも、最後には経験と執念で相手をねじ伏せる。その姿は、単なるスポーツの試合を超えた、一編のドラマを見ているようでした。まずは、本当におめでとう、そしてお帰りなさい、と伝えたいです。
今回の勝利が持つ「重み」を整理してみる
今回の勝利は、過去のどの1勝とも違う「重み」があったように感じます。というのも、ここ数年の錦織選手は、度重なる怪我とリハビリの連続でしたよね。ファンとしては「またあの輝きが見たい」と願う一方で、「もう無理はしないでほしい」という複雑な親心のような感情も抱えていたのではないでしょうか。
特に今回の試合では、序盤はミスが目立ち、足取りも少し重そうに見える場面がありました。正直なところ、「あぁ、やっぱり全盛期のようにはいかないのかな」と一瞬でも弱気が頭をよぎったのは、わたしだけではないはずです。しかし、そこからの修正力が凄まじかった。第4セット、第5セットと進むにつれて、逆に精度が上がっていくあの不思議な現象。これこそが、世界中のテニスファンが恐れ、そして愛した「5セットマッチの王様」の帰還を告げるものでした。
ネット上の反応を眺めて気づいたこと
試合中から試合後にかけて、SNSやニュースのコメント欄をチェックしていたのですが、人々の反応は大きく分けて3つのパターンがあったように思います。
1. 「これぞ錦織!」という熱狂派
「やっぱりこの粘りがないとテニスじゃない」「錦織の試合は心臓に悪いけど最高」といった、彼のプレイスタイルそのものを祝福する声が圧倒的でした。理屈ではなく、彼がコートで表現する「不屈の精神」に、日々の生活で疲れている自分を重ね合わせて勇気をもらっている人が本当に多いんだな、と感じました。
2. 身体のコンディションを本気で心配する派
一方で、「嬉しいけど、次の試合まで体力が持つの?」「膝や股関節は大丈夫?」という、まるでお母さんのような心配の声もたくさんありました。これだけ長い時間戦ってしまうと、次のラウンドへの影響は避けられません。それでも戦い抜いてしまう彼だからこそ、ファンは喜びと不安の板挟みになってしまうんですよね。
3. 「限界説」を唱えていた人たちの沈黙と驚き
実はこれが一番印象的だったのですが、試合前までは「もうベテランだし、若手には勝てないだろう」と冷ややかな見方をしていた層が、試合が終わる頃には「やっぱり錦織は化け物だ」と認めざるを得なくなっている様子です。実績があるからこそ厳しい目で見られることも多い彼ですが、結局はテニスの質で全員を黙らせてしまう。その格好良さに、改めて痺れました。
わたしが思う、錦織圭という生き方の魅力
わたしは思うんです。錦織選手の凄さは、テクニックやスピードはもちろんですが、それ以上に「諦めるという選択肢を持っていない」ことにあるんじゃないかなって。あんなに体がボロボロになっても、どれだけ相手にリードされても、彼は淡々と、それでいて熱く、次の1ポイントをどう取るかだけを考えている。その集中力は、もはや哲学に近い領域ですよね。
今のスポーツ界、特にテニス界はパワーとスピードが支配する時代になっています。2メートル近い大男たちが時速200キロを超えるサーブを叩き込む。その中で、決して体格に恵まれているわけではない彼が、巧みなラケットワークと予測、そして泥臭いフットワークで立ち向かっていく。その姿に、私たちは「日本人が世界で戦うことの希望」を見続けているのかもしれません。
気になる次戦と、これからの戦い
さて、感動に浸るのも束の間、すぐに次の試合がやってきます。対戦カードが決まるたびに一喜一憂してしまいますが、今の彼にとって一番の敵は、相手選手よりも「自分自身の疲労」でしょう。アイスバスに入って、マッサージを受けて、少しでも回復してほしい……と願わずにはいられません。
でも、もし次の試合で体が動かなくなったとしても、わたしは彼を責める気持ちにはなれません。だって、この1勝だけで、彼は十分に「自分はまだ終わっていない」ということを証明してくれたからです。ここから先は、彼がどれだけ自分のテニスを楽しめるか。そのお裾分けを、私たちファンがさせてもらう。そんなスタンスで応援し続けたいなと思っています。
みなさんは、この逆転勝利を見て、どんな言葉が一番に浮かびましたか? きっと、それぞれに「錦織圭への想い」があるはずです。次戦も、テレビの前で、あるいはスマホの速報を握りしめて、一緒に応援しましょう。彼の冒険は、まだ終わったわけではないのですから。

コメント