共通テスト数学II・B、本当にお疲れ様でした。太郎と花子の「意識高い系会話」に翻弄された私たちの本音

試験終了後の、あの何とも言えない空気感

共通テスト、本当にお疲れ様でした。今、この記事を読んでくださっているあなたは、おそらく試験会場からの帰り道か、あるいは自宅のベッドに倒れ込みながらスマホを眺めているのではないでしょうか。特に数学II・Bを終えた後の、あの「魂が抜けたような感覚」。わたしもSNSや皆さんの声を見ていて、胸が締め付けられる思いです。

今年の数学II・Bも、またしても彼らがやってくれましたね。そう、もはや共通テストの「顔」とも言える、太郎さんと花子さんです。でも、今年の彼らに対して「今年も出たね!」なんて、そんな和やかな気持ちになれた人はどれくらいいたでしょうか。むしろ「お願いだから黙っててくれ」と心の中で叫んだ人の方が、圧倒的に多かったはずです。

「数学」をさせてくれないもどかしさ

受験生の皆さんが感じている絶望の正体は、単に「問題が難しかった」というだけではないんですよね。一番のストレスは、数学の力を発揮する前に、太郎と花子の「高度な世間話」を読み解かなければならないという、あの独特の形式にあるのではないでしょうか。

「この数式について、僕はこう思うんだけど」「じゃあ、私はこっちの条件で考えてみるね」。そんなやり取りを、極限の緊張状態にある受験生に見せつける。しかも、その会話の中に解答のヒントや誘導が巧妙に隠されているから、一言一句たりとも読み飛ばすことができません。数学の問題を解いているはずなのに、気づけば「太郎くんは何が言いたいの?」「花子さんは何を根拠に納得したの?」と、彼らの顔色を伺い、意図を汲み取る作業に追われてしまう。これでは、数学の試験というより「空気を読む試験」になってしまっていると感じるのも無理はありません。

太郎と花子、君たちは一体何者なんだ

SNSでも話題になっていましたが、今年の彼らの思考スピードと発想力は、もはや高校生の域を完全に超えていましたよね。「普通の受験生はそこまで気づかないよ!」という鋭い指摘を、さも当然かのように繰り出す二人。彼らが天才的なひらめきを見せれば見せるほど、解いている側の私たちは置いてけぼりにされ、焦りだけが募っていきます。

「数学を解きたいだけなのに、なぜ彼らの複雑な人間関係(?)や思考プロセスにまで付き合わされなきゃいけないの?」という叫び。これは単なるワガママではなく、純粋に学んできた数学の力を試したいと願う、受験生の正当な怒りだと思います。問題を難しくする手段が「計算の複雑さ」ではなく「読解の煩雑さ」に向けられている現状は、今の受験生にとってあまりにも残酷です。

「難化」という言葉だけでは片付けられない絶望

毎年のように「難化した」という言葉が飛び交いますが、今年の数学II・Bに関しては、その言葉だけでは説明がつかないほどの疲労感が漂っています。それは、私たちが準備してきた「数学の武器」を使う場所を見つける前に、迷路のような文章の中で体力を削り取られてしまったからではないでしょうか。

でも、わたしはこう思うんです。あんなに不条理な形式の問題に立ち向かい、最後まで鉛筆を動かし続けたあなたは、それだけで本当にすごい。太郎と花子の勝手なペースに乱されそうになりながらも、なんとか食らいつこうとしたその時間は、決して無駄ではありません。あんな「数学のような何か」を解かされた後に、自分を責める必要なんて一ミリもないんです。

今夜は自分を、たくさん甘やかして

きっと今は、「あそこのマーク、ミスしたかも」「あんな会話さえなければもっと解けたのに」と、後悔が頭を巡っているかもしれません。でも、共通テストという魔物は、どんなに準備をしても100%納得のいく形で終わらせてはくれないものです。特に今年のような、キャラクターの癖が強すぎるセットに当たってしまったのは、ある種の事故のようなものだと思ってください。

まずは、温かいものを食べて、ゆっくりお風呂に浸かってください。数学II・Bという大きな壁を、とにかく乗り越えた。太郎と花子という強烈な二人組に最後まで付き合ってあげた。その事実だけで、今日は自分に満点をあげていいんです。

明日のことは、明日考えればいい。今日はただ、戦い抜いた自分を労わってあげてくださいね。あなたの努力を、わたしはちゃんと知っています。本当にお疲れ様でした。

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