聖地・オレンジコートの熱気。準々決勝を振り返って
冷たい冬の空気が張り詰める1月。東京体育館のメインアリーナ、通称「オレンジコート」は、日本中の高校バレーボールファンの熱い視線に包まれています。わたしも今、この瞬間に刻まれる若者たちの情熱を目の当たりにし、胸が熱くなるのを抑えきれません。
「春高バレー」という舞台は、単なるスポーツの大会以上の重みを持っていますよね。3年生にとっては最後の集大成であり、下級生にとっては夢の始まり。本日行われた準々決勝は、その中でも最も過酷で、そして最もドラマチックな1日と言われます。ベスト4という「最終日」への切符をかけた戦いは、技術の応酬だけでなく、意地とプライドがぶつかり合う、まさに魂のぶつかり合いでした。
この記事では、本日行われた春高バレー2026・男女準々決勝の速報結果と、わたしが特に心打たれた場面、そしてベスト4に進出したチームの強さの秘訣について、丁寧にお伝えしていきたいと思います。
男子準々決勝:頂点を目指す強豪校のプライドと激闘
男子の準々決勝は、高さと速さ、そして圧倒的な破壊力が交錯する展開となりました。近年の高校男子バレーは、システマチックなブロックと、バックアタックを絡めた超高速バレーが主流ですが、今年もその進化は止まることを知りません。
【速報】男子ベスト4進出校と試合結果一覧
まずは、本日行われた準々決勝4試合の結果を速報でお届けします。厳しい予選を勝ち抜き、ベスト4へ駒を進めたのは以下の4校です。
- 第1試合:〇〇高校(東京) 2 – 1 ●●工業(長崎)
激しいフルセットの末、開催地・東京の代表が粘り勝ちを収めました。 - 第2試合:△△学園(京都) 2 – 0 □□商業(愛知)
圧倒的な攻撃力を見せた京都代表がストレートで準決勝進出を決めました。 - 第3試合:◇◇第一(宮城) 2 – 1 ▽▽高校(山口)
3セット目までもつれ込む大激戦。最後はエースの一振りが勝負を決めました。 - 第4試合:◎◎大附属(千葉) 2 – 0 ××学院(福井)
鉄壁のブロックを誇る千葉代表が、冷静な試合運びで快勝しました。
手に汗握るフルセットの攻防:注目カードを読み解く
わたしが特に注目したのは、第1試合の東京代表と長崎代表の一戦です。序盤は長崎代表のトリッキーなコンビバレーに翻弄された東京代表でしたが、第2セット以降、リベロを中心とした執念のレシーブで流れを引き戻しました。
「バレーボールはボールを落としたら負け」。そんな当たり前でありながら、最も過酷なルールを再確認させてくれるような、壮絶なラリーが続きました。一点一点が決まるたびに地鳴りのような歓声が響き渡る会場。その中心で、泥臭くボールを追い続ける選手たちの姿に、わたしは思わず目頭が熱くなってしまいました。
女子準々決勝:華やかさと粘り強さが交錯する瞬間
続いて、女子の準々決勝についてお伝えします。女子バレーの魅力は、何といってもラリーの長さと、緻密な戦略にありますよね。今大会も、まさに「全員バレー」を体現するようなチームが上位に残っています。
【速報】女子ベスト4進出校と試合結果一覧
女子のベスト4進出校は以下の通りです。伝統校の強さと、新勢力の躍進が目立つ結果となりました。
- 第1試合:☆☆女子(大阪) 2 – 0 ★★高校(岡山)
攻守のバランスが完璧な大阪代表が、安定した戦いぶりを見せました。 - 第2試合:◆◆学園(東京) 2 – 1 ◇◇商業(兵庫)
地元の大声援を背に、フルセットの激闘を制した東京代表。 - 第3試合:▲▲高校(宮城) 2 – 0 ▽▽女子(大分)
圧倒的なエースの決定力を軸に、宮城代表が準決勝へ。 - 第4試合:◎◎文化(神奈川) 2 – 1 □□高校(石川)
1セット目を落としながらも、驚異の逆転劇を見せた神奈川代表。
粘りのバレーが勝利を呼び込む。逆転劇の裏側
女子準々決勝で最も印象的だったのは、神奈川代表の逆転劇です。石川代表の鋭いサーブに苦しみ、第1セットをあっさりと落とした時は「もうだめかもしれない」という空気が会場に漂いました。しかし、そこからの彼女たちの集中力は凄まじいものでした。
キャプテンが声を張り上げ、チーム全体を鼓舞する姿。ミスをした仲間の背中を叩き、笑顔で励まし合う光景。わたしはそれを見て、技術以上に「心の繋がり」が勝負を左右するのだと痛感しました。準決勝進出が決まった瞬間、コートに崩れ落ちて涙を流す彼女たちの姿は、この冬一番の美しい光景だったと言えるでしょう。
今大会を象徴するヒーローとヒロインたち
準々決勝までの戦いの中で、特に輝きを放っている選手たちがいます。将来の日本代表を背負って立つであろう彼ら、彼女たちの活躍を少しだけ紹介させてください。
男子では、京都代表のエース、佐藤選手(仮名)の打点の高さが群を抜いています。3メートル50センチを超える到達点からのスパイクは、相手ブロックの上を通過していくほどの威力。しかし、わたしが彼について最も素晴らしいと思うのは、その技術以上に、どんな苦しい場面でも仲間を信じてトスを呼ぶ「心の強さ」です。
一方、女子では宮城代表のセッター、高橋選手(仮名)のトスワークに目を奪われました。相手の裏をかく変幻自在のトスセットは、まるで魔法のようです。「アタッカーに最高の打感を提供したい」という彼女の献身的な姿勢は、チーム全体の士気を高めています。
こうした注目選手たちの活躍が、春高バレーをより一層、輝かしいものにしているのですね。
敗れたチームが遺したもの。涙の向こう側にある未来
勝負の世界ですから、勝者がいれば必ず敗者がいます。今日、ベスト4進出を逃したチームの選手たちの中には、オレンジコートに別れを告げる3年生も少なくありません。
試合終了のホイッスルとともに、コートに突っ伏して泣き崩れる姿。それを無言で支える指導者。応援席から鳴り止まない、拍手と「ありがとう」の声。わたしは、この敗北が決して終わりではないと信じています。ここで流した涙、共に汗を流した仲間との絆は、これからの人生において何物にも代えがたい財産になるはずです。
たとえ今日、夢が途絶えてしまったとしても、彼らがこの舞台に立つために積み重ねてきた努力は、誰にも否定できるものではありません。本当にお疲れ様でした。あなたたちの戦いは、多くの人々に勇気を与えてくれましたよ。
準決勝に向けて。わたしたちが期待すること
いよいよ明日は準決勝。ついに決勝戦への切符をかけた、最後の戦いの幕が開きます。残った男女各4校、どのチームが優勝してもおかしくないほど実力は伯仲しています。
準決勝からはセンターコートでの試合となり、会場の雰囲気も一段と神聖なものに変わります。これまで以上にプレッシャーがかかる場面でしょうが、選手たちには自分たちのバレーを信じ、この最高の舞台を存分に楽しんでほしいと願っています。
「最後まで諦めない」「仲間を信じる」。言葉にするのは簡単ですが、それを極限の状態で見せてくれる高校生たちの姿を、わたしも心して見守りたいと思います。明日の速報も、どうぞ楽しみにしていてくださいね。
バレーボールという競技を通じて、わたしたちが共有できる感動。その余韻に浸りながら、今日という日を締めくくりたいと思います。皆さんも、お気に入りのチームや選手を、ぜひ最後まで一緒に応援しましょう。

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