皆さま、こんにちは。芸能・ドラマのトレンドを秒速で追いかけるライターの「わたし」です。
今、日本のエンタメ界で「この人が画面に映るだけで、何かが起きる」という圧倒的な期待感を抱かせてくれる俳優といえば、誰を思い浮かべますか? そう、藤原竜也さんです!
最近では主演ドラマ『全領域異常解決室』(フジテレビ系)での、これまでの「絶叫する藤原竜也」とは一線を画す、静かでミステリアスな演技が大きな話題を呼びましたよね。SNSでは毎週「藤原竜也の無駄遣いじゃない、最高の使い方!」「やっぱりこの人は神レベル」と、お祭り騒ぎのような盛り上がりを見せていました。
今回は、デビューから現在に至るまで、なぜわたしたちはこれほどまでに藤原竜也という存在に心惹かれ、翻弄されてしまうのか。その魅力を「わたし視点」でたっぷりと、1500字超えの熱量で解説していきたいと思います!
1. 『全領域異常解決室』で証明した「静」の藤原竜也の凄み
まずは、記憶に新しい最新ヒット作『全領域異常解決室』(通称:全決)のお話から。藤原さんが演じた興玉雅(おきたま・みやび)は、異常な知識量とどこか浮世離れした雰囲気を持つ専門家。これまでの藤原さんといえば、「どうしてなんだよぉお!」と叫びながら絶望に打ちひしがれる、いわゆる「動」の演技が代名詞でしたよね。
でも、今回の興玉さんは違いました。常に冷静沈着、丁寧な言葉遣い、そしてどこか冷徹さすら感じさせる佇まい。わたしも最初は「あれ? 藤原竜也なのに叫ばないの?」なんて、ちょっと意外に思っていたんです(笑)。でも、物語が進むにつれて、その「静かさ」こそが、彼の持つ圧倒的なオーラを際立たせていることに気づかされました。
特に、広瀬アリスさん演じる雨野小夢とのやり取りで見せる、ふとした瞬間の柔らかい表情。あのギャップに「いや、かっこよすぎませんか……?」とテレビの前で悶絶した視聴者はわたしだけではないはずです。物語の終盤で明かされた驚愕の正体についても、藤原さんだからこそ説得力を持たせられたのだと感じます。
2. 「藤原竜也」という唯一無二のジャンルができるまで
ここで少し、彼のこれまでの歩みを振り返ってみましょう。藤原竜也さんの凄さは、演じる役柄がことごとく「伝説」になってしまう点にあります。
15歳で蜷川幸雄さんの舞台『身毒丸』の主役を射止め、彗星のごとく現れた彼は、まさに「天才」の名を欲しいままにしてきました。その後、映画『バトル・ロワイアル』での極限状態の少年、『デスノート』での夜神月(キラ)、そして『カイジ』シリーズでの伊藤開司……。
どのキャラクターも、普通の人なら精神が崩壊してしまうような過酷な状況に置かれています。そんな極限状態を、全身全霊、喉が枯れるほどの熱量で演じ切る姿。いつしかネット上では「藤原竜也=絶望が似合う男」という図式ができあがり、もはや一つの「ジャンル」として確立されました。
わたしが個人的に大好きなのが、映画『カイジ』でのビールを飲むシーン。「キンキンに冷えてやがるっ……!」というあのセリフ、日常でビールを飲むときに心の中で唱えてしまうのは、きっと現代人のあるあるですよね(笑)。あの独特の言い回しや、震えるような声の出し方は、もはや伝統芸能の域に達していると言っても過言ではありません。
3. SNSでバズり続ける「藤原竜也モノマネ」への神対応
藤原さんの魅力は、その演技力だけではありません。SNSでの愛され方も異常(いい意味で!)なんです。よくX(旧Twitter)などで、藤原さんのモノマネをする芸人さんや一般の方を見かけませんか?
「床がキンキンに冷えてやがるっ!」「どぉしてだよぉお!」といったフレーズは、もはやネットミームとして定着しています。普通、これほどパロディ化されると、俳優さんとしては「イメージが……」と難色を示してもおかしくないですよね。
ところが藤原さんは、バラエティ番組などでこれらのモノマネに対して、ニコニコと笑いながら「いや、似てますね(笑)」と公認してしまうほどの器の大きさを見せてくれるんです。この「自分を客観的に見て楽しんでいる余裕」が、20代〜40代の女性層からも「可愛い」「素敵」と支持される理由の一つではないでしょうか。
わたしも、バラエティで見せる彼の「ちょっとおじさんっぽい、飾らない素顔」が大好きです。お酒が好きで、競馬が好きで、ちょっと不器用そうなところ。あのスクリーンの中のカリスマ性とのギャップに、思わず「いや、そこは普通の人なの!?」と突っ込みたくなってしまいます。
4. 40代に突入し、さらなる「深み」を増していく演技
藤原さんは現在40代。かつての「叫ぶ若き天才」から、現在は「重厚感のある大人の俳優」へと見事な進化を遂げています。
最近の出演作を見ていると、声のトーンが以前よりもさらに深く、響くようになっていることに気づきます。舞台で鍛え上げられた発声はそのままに、余計な力を抜いた「引き算の演技」ができるようになっている。これって、実は一番難しいことだと思うんです。
『全領域異常解決室』でも、彼がただ立っているだけで、その場の空気がピンと張り詰めるような感覚がありました。若手の俳優さんたちをどっしりと受け止める、座長としての風格。それでいて、どこか少年のような危うさを失わない。この共存し得ない二つの要素を持ち合わせているのが、藤原竜也という俳優の真骨頂なんです。
5. これからの藤原竜也に期待すること(まとめ)
さて、ここまで藤原竜也さんの魅力を語ってきましたが、いかがでしたでしょうか?
彼の出演作を追っていると、わたしたち視聴者はまるでアトラクションに乗っているような気分にさせられます。ハラハラして、絶叫して、最後には「やっぱり藤原竜也は最高だ!」とスッキリして帰ってくる。そんな体験をさせてくれる俳優さんは、今の日本にそう多くありません。
次はどんな「異常」な世界を見せてくれるのか。あるいは、もっと日常的な、等身大の父親役やコミカルな役も見てみたい……。どんな役を演じたとしても、彼はきっとわたしたちの想像を軽々と超えて、また新しい「藤原竜也」を見せつけてくれるはずです。
これからも、秒速で変わるトレンドの中で、変わらない圧倒的な輝きを放ち続ける藤原さんから目が離せません! わたしも、次回の出演作が決まったら、速攻でチェックしてまた皆さまにその興奮をお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆さんは、藤原竜也さんのどの作品が一番好きですか? ぜひ、お気に入りの「藤原竜也語録」を思い浮かべながら、今夜は美味しいお酒を(キンキンに冷やして!)楽しんでくださいね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!

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