2025年も、あの“お留守番ヒーロー”が帰ってくる!
「クリスマス映画といえば?」と聞かれて、多くの人が思い浮かべるであろう不朽の名作『ホーム・アローン』。わたしも毎年この季節になると、無性に観たくなってしまう一人です。家族旅行にうっかり置き去りにされてしまった8歳の少年ケビンが、おマヌケな泥棒コンビから家を守るために奮闘する……。そんな痛快コメディが、今年もわたしたちのクリスマスシーズンを彩ってくれます!
早速ですが、皆さんが一番気になっている情報からお伝えしますね。2025年の金曜ロードショーでの『ホーム・アローン』の放送は、12月19日(金)よる9時からに決定しました! しかも、今回は放送枠が10分拡大されるとのこと。 どのシーンが追加で観られるのか、今からワクワクしちゃいますね。
この記事では、放送を待ちきれないあなたのために、『ホーム・アローン』がなぜこれほどまでに長く愛され続けるのか、その魅力を秒速で解説していきます!
何度観ても笑える!奇想天外なトラップと泥棒コンビのリアクション
『ホーム・アローン』の最大の魅力といえば、やっぱりケビンが仕掛ける独創的な撃退トラップの数々ですよね。 家にあるおもちゃや日用品を駆使して、次々と泥棒たちを翻弄していく様子は、まさに圧巻の一言。ドアノブを熱したり、階段にペンキの缶を仕掛けたり……子どもならではの無邪気さと、大人顔負けの知恵が組み合わさったアイデアには、毎回「よく思いつくなぁ!」と感心してしまいます。
そして、そのトラップにことごとく引っかかってくれるのが、泥棒コンビのハリー(ジョー・ペシ)とマーヴ(ダニエル・スターン)です。 彼らのリアクションがまた最高に面白いんですよね。 大げさに転んだり、叫んだりする姿は、もはや名人芸の域。思わず「痛そう…!」と同情しつつも、そのコミカルなやられっぷりに大笑いしてしまいます。現実で考えたら大怪我間違いなしのトラップも、彼らの見事なリアクションがあるからこそ、安心して笑えるコメディとして成立しているんだなと感じます。
SNSでも放送のたびに「ここのリアクションが好き」「このトラップが一番笑える」といったコメントで溢れかえり、みんなでお気に入りのシーンを語り合うのも、もはや恒例行事になっていますよね。
ただのドタバタコメディじゃない!ケビンの成長と家族の愛
本作がただのコメディで終わらないのは、物語の根底に「家族の愛」という温かいテーマが流れているからです。
物語の序盤、大家族の中で末っ子のケビンは、兄弟やいとこたちから邪険に扱われ、「家族なんて消えちゃえばいい!」と願ってしまいます。 その願いが(ある意味)叶って一人暮らしを満喫するわけですが、孤独を経験する中で、彼は徐々に家族の温かさや大切さに気づいていきます。
特に印象的なのが、隣に住むマーリー老人との交流シーン。近所では「シャベル殺人鬼」と噂される怖いおじいさんですが、ケビンが勇気を出して話しかけてみると、実は息子と疎遠になって心を痛めている、心優しい人物であることが分かります。 世代の違う二人が、お互いの家族への想いを打ち明け、励まし合う姿は、何度観ても胸が熱くなります。
最初はイタズラ好きのわんぱく少年だったケビンが、一人で家を守り抜くという大冒険を通して、精神的に大きく成長していく姿。そして、置き去りにしてしまった息子を必死で探し、再会を果たす家族の姿。この笑いと涙の絶妙なバランスこそが、本作を忘れられない名作にしている最大の理由なのかもしれません。
知ればもっと面白い!制作裏話とトリビア
長年愛されている作品だけあって、『ホーム・アローン』には面白い裏話がたくさんあるんです。いくつかご紹介しますね!
- ケビンの作戦地図は本物!
劇中でケビンが泥棒撃退プランを書き込むカラフルな地図、あれはなんと、ケビン役のマコーレー・カルキン本人が描いたものだそうです! 子どもらしいタッチながら、しっかり作戦が練られていて、彼の才能を感じさせますよね。
- あのギャング映画は存在しない!
ケビンが観て泥棒撃退のヒントを得る白黒のギャング映画『Angels with Filthy Souls』。実はこれ、実在しない映画で、『ホーム・アローン』のために特別に撮影されたものなんです。 あまりにリアルなので、本当に昔の映画だと思っていた人も多いのではないでしょうか?わたしもその一人です(笑)。
- 泥棒役の徹底した役作り
泥棒ハリーを演じたジョー・ペシは、ケビン役のマコーレー・カルキンに本気で怖がってもらうため、撮影現場では彼を意図的に避けていたそうです。 また、あるシーンのリハーサルでは、ペシがカルキンの指を本当に噛んでしまい、小さな傷ができたこともあったとか。 役者魂には驚かされますが、ちょっとやりすぎでは…?と思わず突っ込みたくなりますね。
こうしたトリビアを知ると、次に見るときにまた違った楽しみ方ができそうです。
まとめ:クリスマスは家族そろって『ホーム・アローン』!
『ホーム・アローン』は、奇想天外なアイデアで笑わせてくれる一方で、家族の絆という普遍的なテーマで心を温めてくれる、まさにクリスマスの夜にぴったりの映画です。 公開から30年以上経っても色褪せないのは、子どもから大人まで、誰もが楽しめる魅力が詰まっているからでしょう。
2025年12月19日の夜は、ぜひ家族や大切な人と一緒にテレビの前に集まって、ケビンの大活躍を楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと、笑いと温かい気持ちに包まれた、素敵なクリスマスシーズンを過ごせるはずです。

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