M-1グランプリ2023で大注目!ヤーレンズの快進撃が止まらない!
2023年の年末、お笑い好きの誰もが固唾をのんで見守った『M-1グランプリ2023』。史上最多8,540組の頂点を目指す戦いの中で、ひときわ強い輝きを放ったコンビがいました。そう、ヤーレンズのお二人です!
結果は、最終決戦で令和ロマンと4対3という大接戦の末の準優勝。 惜しくも頂点には届きませんでしたが、その圧倒的な面白さで日本中のお笑いファンの心を鷲掴みにしました。今日SNSでも「ヤーレンズが面白すぎた」「新しい漫才の形!」といった声がかなり話題になっていて、わたしも思わず何度も録画を見返しちゃいました。
今回は、そんな今大注目のヤーレンズについて、彼らの魅力やM-1での激闘の様子、そしてこれまでの軌跡を、わたし視点の感想も交えながら秒速で解説していきたいと思います!
M-1グランプリ2023、衝撃の準優勝!ヤーレンズとは何者?
まずは、M-1グランプリ2023でのヤーレンズの活躍ぶりから振り返ってみましょう。
ファーストラウンドで6番目に登場したヤーレンズは、「引越しの挨拶」をテーマにしたネタを披露。 審査員7人中6人が90点台をつける高評価で、656点というハイスコアを叩き出し、3位のさや香(659点)に次ぐ2位で最終決戦へと駒を進めました。
最終決戦では「ラーメン屋」をテーマにしたネタで勝負。 1本目とはまた違う角度からの猛烈なしゃべくり漫才で会場を大いに沸かせましたが、結果は令和ロマンに一歩及ばず準優勝となりました。 とはいえ、彼らが見せたインパクトは絶大で、一夜にして「ヤーレンズ」の名は全国区になったと言っても過言ではありません。
そもそもヤーレンズとは、一体どんなコンビなのでしょうか。メンバーは、特徴的なベッカムヘアとマシンガントークが印象的な楢原真樹(ならはら まさき)さんと、冷静沈着ながらも的確なツッコミで楢原さんをコントロールする出井隼之介(でい じゅんのすけ)さんのお二人。 結成は2011年で、ケイダッシュステージに所属しています。
実は彼ら、M-1グランプリには2015年から出場しており、準々決勝の壁に阻まれ続けた時期も。 2022年に初めて準決勝に進出し、そして2023年に決勝初進出からの準優勝という、まさにシンデレラストーリーを駆け上がってきた実力派なんです。 長年の下積みを経て掴んだ大舞台での快挙、そう思うと余計に胸が熱くなりますよね…。
ボケとツッコミが入れ替わる?新感覚“しゃべくり漫才”の魅力
ヤーレンズの漫才の最大の魅力、それは何と言ってもその独特な「しゃべくり漫才」のスタイルにあると、わたしは思います。
基本的には楢原さんがボケで出井さんがツッコミなのですが、楢原さんがとにかく休むことなく喋り続ける! そのマシンガントークのようなボケの洪水に、出井さんが冷静に、時には呆れたように、そして時には鋭くツッコミを入れていくのが基本構造です。でも、ただのボケとツッコミじゃないんです。
例えばM-1の1本目「引越しの挨拶」ネタ。 大家さんになりきる楢原さんの暴走っぷりはもちろん、その世界観に引き込まれながらも的確に状況を整理し、笑いを増幅させる出井さんのツッコミの技術が光っていました。思わず「いや、話が全然進まない!(笑)」ってテレビの前でツッコんでしまいました。
彼らの漫才は、雑談の延長線上にあるような自然な会話の流れから、いつの間にか奇妙で面白い世界に引きずり込まれていく感覚がたまりません。 関西出身の楢原さんと関東出身の出井さんが、あえて標準語で淡々と、しかし猛烈なスピードで掛け合いを続けるスタイルは、これまでの漫才の定石を覆すような新しさを感じさせます。
SNSでも「ボケとツッコミの境界線が曖昧で面白い」「ずっと見ていられる中毒性がある」といった声が多数上がっていましたね。審査員の塙宣之さん(ナイツ)も「自分の空気感にすぐ。掴みと脱線と暴走と全部上手い事入ってた」と高く評価していました。 まさに、2人にしかできない唯一無二のスタイルが、多くの人を魅了した証拠だと思います。
実は苦労人?“じゃない方”と言わせない2人の素顔とこれから
M-1で強烈なインパクトを残したヤーレンズですが、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。NSC大阪校の先輩・後輩として出会った2人は、もともと吉本興業で別々のコンビとして活動。 解散後に共通の趣味だったサザンオールスターズがきっかけで意気投合し、コンビを結成したそうです。 コンビ名もサザンの楽曲が由来だとか。なんだか素敵なエピソードですよね。
大阪で活動を始めたものの、自分たちのスタイルが関西の笑いに馴染んでいないと感じ、東京進出を決意。 上京後もなかなか芽が出ず、長年ライブシーンを中心に活動を続けてきました。特にツッコミの出井さんは、その落ち着いた佇まいから「じゃない方」と見られることもあったかもしれません。しかし、M-1での活躍を見れば、彼の存在がいかにヤーレンズの漫才において重要かは一目瞭然です。楢原さんの自由奔放なボケを最大限に活かし、漫才として成立させているのは、間違いなく出井さんの卓越したツッコミとバランス感覚があってこそ。
M-1準優勝を機に、テレビやラジオへの出演も急増し、まさしくブレイクを果たしたヤーレンズ。2024年の「ビートたけし杯『お笑い日本一』」で優勝するなど、その勢いはとどまるところを知りません。
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まとめ
M-1グランプリ2023で準優勝という華々しい結果を残し、一躍スターダムにのし上がったヤーレンズ。その魅力は、他の誰にも真似できない新感覚のしゃべくり漫才と、楢原さんと出井さんという2人の絶妙なコンビネーションにあります。
長年の苦労を経て、ついにその才能を開花させた2人の姿には、本当に勇気をもらえますよね。わたしも、彼らの漫才を見ていると、自然と笑顔になってしまいます。
これからのバラエティ番組などで2人を見かける機会がますます増えそうで、本当に楽しみです!そして、来年のM-1グランプリではどんな進化を見せてくれるのか…今から期待が膨らみますね。次回の放送も、そして単独ライブなども絶対チェックしたいです!

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