はじめに:リゼロ最強の男、ラインハルト・ヴァン・アストレア
『Re:ゼロから始める異世界生活』、通称リゼロ。その作中において、誰もが「最強」と認める存在が、”剣聖”ラインハルト・ヴァン・アストレアです。
彼の圧倒的な強さの根源は、生まれ持った剣才だけでなく、規格外の能力である「加護」にあります。通常の人間が一つ持てれば幸運とされる加護を、彼は無数に有しているのです。
この記事では、リゼロの物語の根幹にも関わるラインハルトの強さの秘密、そのチート級の「加護」に焦点を当て、判明している加護の一覧とその効果、そしてなぜ彼がこれほど多くの加護を持つことができるのかを徹底的に解説していきます。

ラインハルトの強さの根源「加護」とは?
リゼロの世界における「加護」とは、世界の根源たる「オド・ラグナ」から与えられる祝福、一種の先天的な特殊能力です。人々は生まれつき何らかの加護を一つだけ持って生まれてくることがあり、それは生涯変わることはありません。
例えば、主人公ナツキ・スバルの協力者であるフェルトは「風の加護」を持ち、風のように速く走ることができます。このように、加護は個人の特性を大きく左右する重要な要素です。
しかし、ラインハルトはこの世界の常識を完全に覆しています。彼は生まれつき持つ「剣聖の加護」に加え、状況に応じて必要な加護を後からいくらでも得ることができる、まさに規格外の存在なのです。
ラインハルトが持つ判明済みの加護一覧と効果
ここからは、現在までに作中で判明しているラインハルトの加護を、その驚異的な効果とともに紹介します。あまりにも数が多いため、戦闘系と特殊系に分けて見ていきましょう。
根幹をなす「剣聖の加護」
ラインハルトの全ての力の源であり、アストレア家に代々受け継がれる特別な加護です。その効果は多岐にわたります。
- 剣才の極致:あらゆる剣技を瞬時に習得し、最高の練度で扱うことができます。
- 鞘の制約:愛剣である「竜剣レイド」は、ラインハルトが「抜くべき相手」と認識した時にしか鞘から抜けません。
- 加護の創造:これが最もチートな能力。ラインハルトが望む、あるいはその状況で必要とされる加護を、オド・ラグナに「おねだり」して後天的に得ることができます。これにより、彼の加護は無限に増え続けます。
戦闘で輝くチート級の加護
ラインハルトは、直接的な戦闘において無類の強さを発揮する加護を多数所持しています。
- 矢避けの加護:遠距離からの攻撃が自動的に回避されます。どんな不意打ちも彼には当たりません。
- 矢当ての加護:逆に、彼が放つ遠距離攻撃は必ず目標に命中します。
- 先制の加護:敵からの奇襲や不意打ちが一切通用せず、常にラインハルトが先手を取ることができます。
- 初見の加護:初めて見る攻撃や初めて戦う相手の攻撃は、彼に当たることはありません。
- 再臨の加護:二度目以降の攻撃も、彼に当たることはありません。「初見の加護」と合わせると、実質的に全ての攻撃が無効化されます。
- 不死鳥の加護:これが最も凶悪な加護の一つ。たとえ死亡しても、一度だけその場で復活することができます。ただし、使用するとこの加護は失われます。しかしラインハルトは、必要になれば再びこの加護を得ることができるとされています。
- 退魔の加護:呪術やデバフなど、あらゆる種類の負の効果を無効化します。
- 火避けの加護:火属性の魔法ダメージを8割吸収し、無効化します。
- 風受けの加護:風属性の魔法ダメージを8割吸収し、無効化します。
- 泥抜けの加護:水・土属性の魔法ダメージを8割吸収し、無効化します。
- 闇払いの加護:陰属性の魔法ダメージを8割吸収し、無効化します。
- 魔避けの加護:陽・無属性の魔法ダメージを8割吸収し、無効化します。
- 無手の加護:素手でも非常に強く、武器を持った相手とも互角以上に戦えます。
- 武神の加護:剣だけでなく、あらゆる種類の武具を達人レベルで使いこなすことができます。
日常生活でも役立つ(?)特殊な加護
戦闘以外でも、彼の万能ぶりを示すユニークな加護が多数存在します。
- 湖の加護:水の上を歩くことができます。
- 霧の加護:霧の中でも視界が妨げられません。
- 雲の加護:雲の上を歩くことができます。
- 雷の加護:雷に打たれることはありません。
- 塩の理の加護:塩と砂糖を間違えることがありません。料理の際に地味ながら絶大な効果を発揮します。
- 味王の加護:どんな手段を使っても、最高の味付けの料理を作ることができます。
- 仕立ての加護:服飾の分野で神業のような技術を発揮できます。
- 理髪の加護:芸術的なセンスで散髪を行うことができます。
- 教育の加護:教え子が必ず上達する、最高の教師になることができます。
- 騎乗の加護:どんな乗り物でも初めて乗るときから完璧に乗りこなせます。
なぜラインハルトは多くの加護を持てるのか?
前述の通り、ラインハルトが無限に加護を増やせる理由は、彼の持つ「剣聖の加護」にあります。
この加護は、単なる剣の才能を与えるだけではありません。その真髄は「世界の根源であるオド・ラグナと繋がり、必要な加護を後付けで授かる能力」にあります。
例えば、ラインハルトが毒に侵されたとします。すると彼はその場で「解毒の加護」を世界におねだりし、獲得することで即座に回復します。溺れそうになれば「水の加護」を、火に焼かれそうになれば「火避けの加護」を得るでしょう。
彼にとって「加護」とは、生まれつきの才能ではなく、状況に応じてダウンロードするアプリのようなものです。この異常な特性により、彼はあらゆる状況に対応できる「完全無欠の英雄」となっているのです。
作者はこの能力を「世界のバグ」と表現しており、ラインハルトがいかに物語世界のルールから逸脱した存在であるかがわかります。
作中で描かれたラインハルトの圧倒的な強さ
物語の各所で、ラインハルトはその加護を駆使して絶望的な状況を覆してきました。
vs. 腸狩りエルザ
物語序盤、スバルたちを追い詰めた暗殺者エルザを、ラインハルトは圧倒的な力で一蹴します。この時、彼の「初見の加護」や「先制の加護」が如何に強力であるかが示唆されました。
vs. 終焉の獣パック
エミリアの死によって暴走したパックとの戦いでは、その規格外の強さが遺憾なく発揮されます。周囲を氷の世界に変えるほどのパックの猛攻を、ラインハルトは「火避けの加護」などで無効化し、ついには「不死鳥の加護」を失いながらも勝利を収めました。
vs. 強欲の大罪司教レグルス・コルニアス
「無敵」の権能を持つレグルスとの戦いでは、その権能の謎を解き明かし、仲間との連携の末に見事撃破。彼の強さが単なる能力のゴリ押しだけでなく、冷静な分析力と戦術眼に裏打ちされていることを見せつけました。
まとめ:英雄ラインハルトと加護の未来
この記事では、リゼロ最強のキャラクター、ラインハルト・ヴァン・アストレアが持つ加護について詳しく解説しました。
- ラインハルトは「剣聖の加護」により、必要な加護を後から無限に得られる
- 攻撃、防御、補助、日常系まで、あらゆる種類の加護を所持している
- 「不死鳥の加護」など、死さえも乗り越えるチート級の能力を持つ
- その強さは物語の根幹に関わる「世界のバグ」とも言える存在
彼の存在は、時に物語のデウス・エクス・マキナ(ご都合主義的な解決役)と揶揄されることもありますが、その圧倒的な力があるからこそ、スバルの「死に戻り」の絶望が際立つという側面もあります。
今後、物語が佳境に入るにつれて、まだ見ぬ新たな加護が披露されるのか、あるいはその強さの根源にさらなる秘密が隠されているのか。最強の剣聖、ラインハルトの活躍から目が離せません。

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